製品

この装置の動作原理は、廃棄物（家畜・鶏糞、生ごみ、家庭汚泥など）とバイオマス（わら・おがくずなど）と返送材を一定の割合で混合し、含水率が以下に達するようにすることです。設計要件は 60 ～ 65%。三次元好気系に入り、原料の水分、酸素量、温度変化を調整することで、十分な好気性発酵・分解を行います。温度が上昇すると泥中の水分が蒸発し、有機物の一部が分解されて堆積量が減り、廃棄物の減量化が図れます。有機肥料発酵槽は、原料の発酵処理に最適な温度となるよう、通気、酸素添加、撹拌等により55～60℃に温度制御しています。この温度では、ヒープ内の多数の病原性細菌や寄生虫を殺すことができます。同時に、脱臭システムを使用して生物臭を排気ガスに除去し、無害な処理の目的を達成します。高温好気発酵後に得られる製品は、土壌改良、造園、埋め立て覆土などに使用できます。